英検の質問が増えました

 

大阪府立高校の入学試験に英検が優遇されるようになり、大学入試もそうなるだろうと言われていて、今 世間では英検が注目されています。

 

ECCジュニア喜連1丁目教室でも、英検コースのお問い合わせが増えています。

 

英語・英会話コースに通っている保護者さんからも、英検の質問が増えました。

 

みなさん、だいたい質問は同じ内容です。

 

「中学生の間に英検2級、高校生の間に英検準1級を取りたいんですが、今から間に合いますか❓」

 

あまりにも同じ事ばかり聞かれるので、ちょっとビックリ。。世間では、英検の魔物が独り歩きしてるみたいです。笑

 

お問い合わせいただくお子さまの年齢によって多少変わりますが、私の答えもほぼ同じです。

 

「うちの教室に休まずずっと通って、きちんと宿題もやってきていただければ英検準2級合格までは保証しますが、2級と準1級はご本人の努力次第です。もちろん最短で合格する為のご指導はさせていただきますが、2級以上はご本人の努力がかなり必要で100%合格の保証は出来ません。」

 

ECCジュニアの先生として、、、儲ける為だけなら「必ず合格させてみせます❗️」と言わなきゃいけないんでしょうが、、私は嘘はつきたくありません。

 

残念ですが、英検は そんなに甘い試験じゃないんです。

 

英検準2級と2級の間には、越えなきゃいけない高い壁があります。

 

準2級は 英語を日本語に訳しながらでも合格できるよう スピード調整がされていますが、2級は英語を英語のまま理解して突き進まなければ合格できないスピードに リーディングもリスニングも設定されています。

 

つまり、、「本物の英語力」が必要なんです。

 

本物の英語力とは、「英語を英語のまま理解する力」だと、私は思っています。

 

「How are you ?」「I’m fine.」くらいだったら、いちいち日本語に訳さなくても反射的に意味が解り返事が返せると思いますが、

「Much of the world will get to see not only a blue moon and a supermoon, but also a total lunar eclipse, all rolled into one. There hasn’t been a triple lineup like this since 1982 and the next won’t occur until 2037.」くらいの文章を読んで、日本語に訳す事なく瞬時に理解できなきゃ英検2級の高い壁は越えられません。

eclipseって 太陽や月の「食」を表す単語なんですが、もしもその英単語を知らないとしても、何となぁく全体を読んで「あぁ、スーパー・ブルー・ブラッドムーンの皆既月食の事よね❓」くらいの意味がすっと頭に浮かばなきゃいけない。

一語一語、日本語に訳さなきゃ意味が掴めないようでは、英検2級には合格できません。。

 

ちなみに上の文章は、VOAと言うアメリカのニュース記事から引用させていただきました。

 

 

皆既月食は、見れましたか❓

 

私は、子ども達とこどもちゃれんじの付録の望遠鏡で、ずっと観てました。

 

ブルームーンもブラッドムーンも皆既月食も雲の間からなんとか見えて、とっても満足🌛

 

 

 

本物の英語力をつける一番の近道は、多読です。

 

自分の英語力よりちょっとだけ難しめの長文を、たくさん読む事。

 

タイヘンだけど、みんなで一緒に頑張りましょう🌝

 

 

 

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