三平方の定理、すぐに言える?
私は平日 ECC喜連1丁目教室&まなびやの先生をしてますが、日曜は不定期で建築士の講師のお仕事をしています。
早いもので今年もまた、構造力学を教え始める時期になりました。
建築士を受けられる生徒さんは、今年度大学を卒業される学生さんか、社会人になって1〜2年くらいの年齢層が多いです。
建築学科は理系だから、数学が得意な生徒さんも沢山いるけど、中には文系出身さんや数学が苦手な子もいます。
構造力学の授業は、中学数学程度はスラスラ解ける前提で進みます。
二元一次方程式や三平方の定理は、特に解説するワケでもなく、当たり前のように使いながら力学問題を解いていきます。
でも、、講師経験も年数を重ねると、だんだん生徒さん個々の理解度って見えるようになってきます。
もしかしたら、一次方程式どころか比とか通分とかも出来ないんじゃないだろうか❓…って数学力の生徒さんが潜んでる事があり。。最初の授業は、とても慎重に生徒さんの計算してる様子を観察します。
問題を解くスピードで、ある程度 その子が計算訓練をどれくらい積んできたか分かります。
キチンと計算訓練を積んできた子は、大人になって久しぶりに中学数学を解いても身体に染み込んでるから解けるんです。
でも、、小中学生の頃に計算訓練を叩き込まなかった子は、しばらく使ってないうちにやり方を忘れて出来なくなっちゃうんです。
「漢字と計算の訓練は基礎勉強の両輪」だと、ECCの新人研修の時に教わったんですが、沢山の生徒さんにいろんな教科を教えるようになって、その意味が痛い程 解ります。
漢字や計算の訓練をちゃんとしなかった子の土台は脆い。。。脆い土台の上に高くモノを積み重ねようとすると、崩れます。
幼い頃に学力の土台をしっかり作る事は、大切です。
大人に難しい事を教えると、本当にそれを実感します。
三平方の定理がスラスラ口から出てこない子は、中学校3年間 数学の訓練をあまり積んでこなかったんだろうなぁ、、と推測出来るので、構造力学の時間、ワザと生徒さんに質問します。
「30度60度の直角三角形の辺の比って、覚えてる❓」
スッと答えを言ってくれたら、一先ず安心。
「何でしたっけ❓昔習ったけど忘れました💦」って言う子は、注意して重点的に巡回してあげなきゃ…って思います。
私はそろばん1級、息子はそろばん2級までがんばりましたが、娘はそろばんを1年間で辞めてしまいました。
だから、娘が息子に比べて計算力が劣るのは目に見えて分かるので、今 ECCジュニアで算数の授業を週2で受けさせています。
計算の訓練は、幼い頃に必ずするベきだ❗️は、いろんな教科をいろんな年齢層を教える私の結論です。
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